体の整え方〜基本編〜
- 運動するところ
- 2021年1月4日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年2月8日
体のケアの方法はたくさんあります。
何よりも大切なのは、自分をコントロールすること。難しい話でもスピリチュアル的な話でもなく、まずはゆったりしているか緊張しているか、ご自身で把握することがとても重要です。
その中でも簡単にできることは呼吸です。
呼吸をマスターすれば、どんな時も、、、
・体温上昇 ・気持ちのコントロール
・腹痛、胃痛の軽減
・消化促進
・睡眠の質改善
・運動効果UP
etc たくさん良いことがあります。
昔から言われていることですが、最近特に何かと流行っていますね、呼吸。
ただ、今までの呼吸のイメージは全て捨てて下さい。
ここでは、最大限の脱力をする為の呼吸の練習です。
今まで言われてきた呼吸を行なってきた方は、無駄な力が入っていたり、意識し過ぎや頑張り過ぎで力が抜けていなかったりと緩めるためにならないことが多いです。
体の力を抜くためには、
ただただ、フワッとしたイメージをしながら呼吸するだけです。
どんな感覚かというと、みぞおちとその裏側の背中が少しずつふわ〜っと膨らんでいく感覚です。
それだけで肺が大きく膨らみ、無理なくしっかりと酸素が体に入っていきます。
その時にさらに、ふわ〜っと首の後ろから頭頂部に酸素が行き渡るイメージをして下さい。
イメージなので間違いはありません。
実はそのイメージが、体を正しいラインに導いてくれるのです!!
腰から胸を通って、首、頭の位置が体に負担のない位置に整えられます。
(細かくいうと、背骨が自然に楽な位置に並べられるイメージです。)
さらに、力を使って何かをするよりも、イメージだけで動いた方が体は正しく動いている可能性が大きいのです。
では実際に、おすすめの呼吸方法を紹介します。
床やベッドに仰向けで寝る
↓
両足をくっつけた状態で膝を曲げる
↓
両手で肋骨を覆うように、軽くお腹に当てる
(肩が上がっていないか確認)
↓
みぞおちとその裏側を膨らませるイメージで息をゆっくりと吸っていく
↓
口を軽くつぼめてゆっくりと吐いていく

☆肩の脱力が分からない方は、一度ゆっくり上げて必ずゆっくり降ろしてみて下さい。
☆鼻から吸うとゆっくりと吸いやすくなります(鼻炎等、鼻の詰まっている方は楽な方で)
☆息を吐く時は口をつぼめて口から自然に空気が漏れていく感覚で。
☆自然にゆっくりと息を吸うと自然に止まるので止まった所がちょうど良いところです。
☆吐く時も無理矢理出し切ろうとせず、漏れなくなったらまた自然に吸っていきます。
☆慣れてきたら少しずつ大袈裟に吸ったり吐いたりを繰り返します。
☆イメージが難しく感じる方は、まずは鼻から吸うときだけイメージをする、その次に口をつぼめて吐く練習、それに慣れたら、お腹を広げる練習、次に背中のイメージ、そして首の後ろから頭頂のイメージ、最後に大袈裟なイメージと段階に分けて1つずつ練習すると良いです。
セルフストレッチやマッサージなどを応用する方法もあるのでまた改めて紹介させて頂きます。
仰向けで慣れたら、イスやソファにもたれて練習してみて下さい。
それに慣れたら立ってできるようにするのも良いでしょう。
どんどん慣れれば瞬間瞬間で様々な場面でできるようになります。
慣れれば慣れるほど効果か早く現れやすくなります。
5分間続けたら緩む人も、慣れれば1分で同じ効果が得られるようになったり、お店など並んで待っている時にできるようになったら、歩いてる時や走っている時まで、できるようになります。
睡眠中にもできるようになれたら良いですね^^♪
最初はよく分からなくても、次第に呼吸がしやすくなります。
やっていくうちに力が抜けていくのが分かります。
そしたら意識しなくてもそれができるようになっています。
いつの間にか睡眠が深くなっているのに気付きます。
そしたら、日常で様々な変化がありそうですね。
諦めていたことが、いつの間にかやってみようかなと思えるかもしれませんね。
継続は力なり。
分からなければ、いつでもご相談下さい。
私も今のあなたと同じ場所に居ましたので。
「運動するところ」
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